ネギの植え付け
ネギは東西に畝を作ると良いと本に書いてありましたので、今年は東西に一列、植えてみました。一列だけの方が、草取りする気にもなるかなと思います。今のところは。
ネギの植え時は、大体4月の中下旬です。
今回は、「土の守り」というちょっとお高い堆肥を少々と、「竹の粉」を初めて使って土づくりをしています。
この苗は、前にも登場した私の叔母が育ててくれたものです。この細い苗は、このまま刻んで食べるととてもおいしいです。納豆と混ぜたり、鰹節とお醤油、味噌汁に散らす。今だけのちょっとした贅沢です。
ネギを植えた翌日から、久しぶりにまとまった雨が降ってくれたおかげで、苗はしっかり根付きました。苗は根付くと、新しい芽や葉の部分が引き立ってきます。
東西にうえることで、南から射す日光に向かって苗が立ち上がってくる様子がみえました。なるほどです。
今年は、冬には家族で鍋ができますように。
今年の実験 「不耕起栽培」
今年は引き続きのコロナ禍で、離れて住む家族も帰省するわけにいきません。
畑を作る手も、収穫した野菜を食べる口も少なくなってしまったので、必要最低限の野菜を作ることにします。
そして、今年は、少し興味のある不耕起、限りなく無肥料栽培を実験してみたいと思います。不耕起栽培というのは、耕さないことで、土の中に微生物や植物の根が残り、土が豊かになって行くというような理解を、私はしています。といっても自分で作った落ち葉や生ごみ堆肥は使ってみようと思います。やさいの顔を見ながら調節してみようと思います。
雑草は邪魔なところだけ刈り取り、それを野菜の苗の周りにひいて土の乾燥防止や、その下から草が出てこないような防草の役目ができるか、見てみたいと思います。こうやって使うと草も貴重な農業資材となります。
家庭菜園のよいこと
家庭菜園は自分の思う通りにできるので、除草剤はもう十数年使っていませんし、売り物にする必要もないので、形も大きさも虫食いも気にしません。自分で栽培したものは、一番安心できます。
隣に住むもう一人の叔母は、苗をもらう叔母の姉で、一人暮らしですが米寿を過ぎてもとても元気です。畑仕事、草取り、ヨガ教室、ハーモニカ教室など、楽しく暮らしています。土いじりができる畑があることは、体を動かしたり、やさいや花の生育を楽しみにできる点でも、毎日を張り合いのあるものにしてくれているようです。コロナ禍でも、田舎のお年寄りは恵まれているなあと思います。
「種は蒔いておけばどうにかなる。」
この叔母と私の共通意見は、「種は蒔いておけばどうにかなる。」です。はい、種は蒔けばどうにかなるんです。
プランターでも庭の隅っこでも、なんちゃってやさいづくりはできます。ぜひ、多くの人に試して欲しいと思います。ハードルは低く設定すればよいのです。
小松菜の種などは、適当にこぼしておけば、そのうちに芽が出て、最低でも味噌汁の青みくらいにはなります。サラダ用のレタスなどのミックス種も、鉢に蒔いておけばおしゃれで、便利です。ちょうど今頃は、この辺の自家菜園でも緑のやさいが無い時期ですが、唯一、昨秋まいた菜っ葉類の菜の花をつんで食べることができます。明るい黄色の菜の花も愛でることができて、春爛漫を感じます。私は、摘んできてはボールに活けておいて、茹でて食べています。ほんのり苦みがたまりません。
そして、いよいよ5月は、家庭菜園の始まりの季節です。年配の方たちは、早く苗を植えたくてうずうず落ち着かなくなってくる時期です。今年はどんな畑になることでしょう。
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